パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ216-M士は、理学療法も?

2014年10月になった。 先ずはリハビリであるが、月初なので作業療法理学療法とがある。 今日も先には作業療法で、担当はM士(男性)だ。 ここ2回程、S士(女性)だったので、M士による作業療法は久しぶりだ。

 

予診を終えてリハビリ室内の椅子に腰掛けて待っていると、M士が声を掛けて来た。 この所、S士による指使いが中心だったので、M士がどんな訓練をするのか、楽しみでもある。

 

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さて、M士は私を台へと案内した。 理学療法を行う台である。 早速、私が宿題として描いた「水彩塗り絵」を紹介した。 作品を見ながら、 

 

   「ホントに、○○(=私の名)画伯ですねぇ・・」

 

と、M士は評した。 そして、作品を見て指先の細かい動きは、十分だ・・と思ったのだろう、

 

   「では、腕のマッサージをしましょうねぇ・・」

 

と言い、肩・腕・肩甲骨等、上半身のストレッチを行った。 きっと個々の作業訓練をやるより、先ずはそれらを可能にする条件を整えるのだろう。

 

そして、私に2つの宿題を出した。

 

一つは、上体の反り返りである。 これはうつ伏せの状態から両腕を立て、上半身を反るのだ。

 

もう一つは、捻転である。 これは横を向いて寝た状態から振り返る様にして、肩を回すものだ。

 

そのいずれもが、歩行時の前傾姿勢の改善に資すると言う。 確かにそうであろう。 でも、待てよ・・ それって、作業療法と言うよりは、理学療法

 

そう言えば、M士が患者に理学療法の施術をしていたのを、見たことがあった。 きっと彼は、両方の資格を持っているのだろう。