パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ210―リハビリの継続

随分昔――と言っても、O士が担当になった頃――の事だが、O士が、妻にこう言ったそうである。

 

    「今度、二人だけで、お茶でもどうですか?」

 

・・なーんて、事は絶対(!)無い。 キチンと常識を弁えたO士が、そこまでもの好きとは思えない。 

 

   「ご主人は、幸せですね。 こんなに良い状態から、リハビリを継続できるんですから・・」

 

その趣旨は、こう言う事らしい。

 

  1.私の状態だと、「リハビリは不要」としてオーダー票を書いてくれない医師もいる。

  2.リハビリができても、180日までの事がある。 事実、脳血管障害では、最長で、180日らしい。

 

まぁ、その時は言わなかったが、経済的な問題もあるのだろう。              

 

   ――――――――――――――――――

 

実は、私のこのブログを見たIさんという女性から、コンタクトがあった。 やはり、某大学病院で、PSPと診断されたらしい。 

 

で、読み進めて行く内にリハビリの重要性を認識し、その大学病院の医師に「リハビリを受けたい」旨を申し出たらしい。 そして、某独立行政法人国立病院機構で、受けたと聞いた。

 

リハビリの内容は、「理学療法作業療法+言語療法」らしいが、問題はその期間である。Iさんによると、「最長で、3ヶ月間」らしい。 もしリハビリを継続したかったら、一旦、他の病院に転院しなければならないらしい。

 

私は、それを聞き

 

    (おや? 180日じゃないの?)

 

とは思ったが、きっと何か(条件)が違うのだろう。

 

ただ漫然と健康保険を使って長期にリハビリを行う事は、厳しい保険財政から避けなければならない。 それは、分かる。 でも、なぜある所では最長で3ヶ月、また別の所では、180日そして更に別の所では、事実上制限がない。

 

そこで、かれこれその総合病院で2年以上継続できている私への冒頭の評価が、大きな、そして重い意味を持って来るのである。

 

それがどこかの規則で上限が定めてあるのだろうか? それとも、レセプトチェックの厳しさの差なのか、健保組合の財政上の余裕度に起因するのかは、不明である。