パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ206―「何か、ご希望は?」

2014年8月上旬となった。 猛烈な暑さが続く。 今日は8月最初のリハビリの日―――理学療法作業療法とがある日―――である。 早目にリハビリ室に到着しM医師の予診を受け、リハビリの開始を待っていると、理学療法士のO士がやってきてリハビリ開始となった。 

 

彼が担当するのも、あと4回である。 既述ではあるが、8月一杯でこの総合病院を退職し、9月からフィリピンにて英語の語学研修を4ヶ月間こなし、その後、J○○に就職すると言う。

 

リハビリの途中、休憩しながら、O士は質問してきた。

 

   「後任に(引き継ぐに際して)何か、ご希望はありますか?」

 

   「・・」

 

急な質問だったので、私が答えられずにいると、O士がフォローしてくれた。

 

   「今は上半身の固縮を防ぐためにこんな事(=ストレッチ)をやったり、回旋不足を補うためにNuStepをやったり・・」

 

   「・・」

 

   「もし、特にご希望がなければ、今やっている事を引き継ぐ事になりますが?」

 

   「あのぉ・・ 」

 

   「何か?」

 

   「今、自転車って、時間外にサービスでやってくれているじゃないッスか?

 

   「ええ。」

 

   「出来れば、後任の方にも・・」

 

   「あぁ! イイですよ、伝えておきますよ。」

 

どうやらエアロバイクは、プラスアルファで(!)続けられそうである。