パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201407―3

すると、妻がサポートした。

 

   「センセ、主人の言う言葉は、一回では聞き取れないんです。」

 

これを聞いて、S医師は私の正面を向いて、

 

   「パタカ、パタカ」

 

と発音し、真似る用、促した。

 

   「パタカ、パタカ・・ あのぉ、破裂音は発音し易いのです。」

 

   「じゃあ、どんな音が発音しにくいの?」

 

   「母音から始まる言葉です。」

 

まぁ、自分では発音しずらいと思っていても、S医師の考える構音障害とは、こんなものでは無いのだろう。

 

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そして、次回の日程を6週間後に決め、残るは処方の決定となった。 S医師は、

 

  「今回、マドパーを3錠(=300mg/日)にしてみようと思うの・・」

 

と言った。 前回500mg/日から450mg/日に減らしたが、自覚症状に余り変化がなかったからであろう。 これで、2013年11月の処方に戻る事となる。 

 

私が思っていたより、ドラスティックである。

 

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こうして、今回の診察が終了した。 今回は、診察後にリハビリがある。 そこで妻と私はS医師に謝意を述べ、リハビリ室に急いだ。