パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ201―新技

7月上旬、もう一度リハビリがあった。 今回、O士は新しい技をいくつか導入した。 その内3つを紹介しよう。

 

その1:四つん這いになり、丁度、猫が嵐を吹いた時の様に、背中を目一杯持ち上げる。 続いて、逆に背中を凹ませる。 このとき、肩甲骨を下げるようにする。 以上の上下運動を繰り返す。

 

その2:うつ伏せの状態で、腹部(臍の辺り)にバレーボール大のふわふわボールを入れる。 そして、体を伸ばすとボールが潰れる。 次に、お腹を持ち上げ、ボールの形を復元する。 この時、手や腕は使わない。

 

その3:仰向けの状態で、膝を立て、上半身を起こす。 これは、膝を立てなければ、幽体離脱と同じだ。 ただ、膝を立てると格段に難しくなる。 そこで仰向けの状態でバンザイして両手を合わせ、合わせた両手で反動を付けても良い・・と言われた。

 

この、「その3」が、どうしても出来なかった。

 

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さて、半階下のジムに下り、NuStepをやろうとしたら、先客の老婆がいた。 そこでO士は、その間レッグプレスをやることとした。 もちろん、70kgの負荷である。

 

さて、私が所定の5分間を終えても、まだ同じ老婆がNuStepを占有している。 少し雑談していると、終えたようなので、O士が私の値を設定しようとした。

 

   「12分かよ・・・」

 

と、半ばはき捨てるように行った。 見ると負荷4・時間12分・歩数200だった。 私の場合はそれぞれ6・7・500なので、単純計算では

   

   運動量の比は、(4×200)/(6×500)=0.27、

 

運動密度の比は、0.27×(7/12)=0.16

 

つまり、言葉は悪いが、

 

   (チンタラやってると、次の患者が遅れちゃうよー・・)

 

という感じだろうか? その後、負荷6・7分間・500歩の設定でスタートした。 

 

実は、レッグプレスとNuStepを同日にやったのは、初めてである。 途中、O士による指導があり、その間ペースダウンしたため7分を過ぎてしまったが、500歩をこなした。

 

この日は、その後にエアロバイクをやった。 普段は施術前に行っていたが、混み具合を見ての事らしい。

 

負荷の大きい訓練を3種類続けてやったので、疲れた。 椅子で休んでいると、

 

   「後は駐車場まで辿り着ければ・・」

 

と、O士が冷やかしながら通って行った。