パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

株式の現金化6―「反論しますか?」

20144月上旬の某日は、裁判のある日だ。

 

   ( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/03/12/063936 の続きです。

 

定刻裁判長が入室し、書記官の合図で全員が起立して迎えた。 裁判長は被告から提出された準備書面(1)にザッと目を通し、

 

   「4月○日付の書面が出ていますが、被告はこれで陳述しますか?」

 

と被告代理人の方を向いて質問した。 答えはもちろん、Yesである。 更に

 

   「浄書したものは(ありますか)?」

 

と問うた。 恐らく、裁判所にFax送信したのだろう。 所が、被告代理人は持って来ていないと言う!?!

 

   「じゃあ、次回(の裁判の時)でイイですよ。 原告は、それでイイですね?」

 

と、原告代理人の方に向かって訊いた。 答えはもちろん、Yesである。 と言うのは、被告準備書面(1)は原告代理人にもほぼ同時にFax送信してあったからである。

 

その準備書面の内容は、答弁書のそれとほぼ同じだが、今回は証拠として株主名簿(原告の名もある)、それに対する証拠説明書が添えてある。 その株数は、原告が主張している株数と一致していた。

 

裁判長は小首を曲げて、少し高いトーンで原告代理人に向かって質問した。

 

   「被告は自分が(証拠として)提示した株主名簿が違っている・・と言っていますが、原告は反論しますか?」

 

それは言外に、

 

   「当然、しますよね! (そうじゃなきゃ、面白くないでしょ!!!)」

 

と催促でも言わんばかりであった。 答えはもちろん、Yesである。

 

次回は、原告側が被告準備書面(1)に反論する番だ。 5月下旬の某日に日程を調整し、第2回目の公判を終えた。