診察201403―2
さて次は、いよいよ佳境の質問である・・ もちろん、念頭には気功師のコメントがあった。
(3) 質問
① 昨年末のSPECT検査にて、血流の左右差が大きかった部位はどこだったでしょうか?
② 血流が低下した部位が支配する領域は何でしょうか? 今後のADL・QOLへの影響は?
これに対し、S医師は、
「SPECT、ですね?」
と言いながら、検査結果の評価のページをモニターに出した。 そして、こう説明した。
「(血流に)左右差は、ないですねぇ・・ びまん性に低下しているのと・・」
と、モニターを見ながら、続けた。
「後頭葉と頭頂葉で低下していますけど、前頭葉はチャンと(血流は)有りますね。 それに、小脳(の血流)も正常です。」
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確かにモニターには、その様な評価が書いてある。 と言う事は、私が見た例の図は、大脳の左右でなく前後だったのだろうか?
いずれにしても、気功師の言う脳血流の分布(左は良いが、右は悪い)とは異なった。 まぁ、SPECTでは解剖学的な意味、気功では機能的な意味を持っているのかも知れない。
と言う事で、西洋医学と東洋医学では、結果(評価?)が異なっていたのである。 ヘンな話だが、チョッピリ安心した。
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そして、最後は処方の決定と次回の予約日の調整である。