パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ178―「どうですか、調子は?」

20143月中旬には、もう一回リハビリが入った。 そして、今日はリハビリ後に診察のある日でもある。

 

前回のリハビリでは、頑張り過ぎたせいか終了後に車椅子のお世話になってしまった。 将に、「過ぎたるは、尚、及ばざるが如し」である。

 

そこで今回は、O士がエアロバイクを負荷0.7kgm20分間に設定したので、30rpm、即ち30ワットを維持した。 

 

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エアロバイクのクールダウン・サイクルも終り、O士による施術が始まった。 すると、O士はいつもの様に、私に訊いて来た。

 

   「どうですか、調子は?」

 

   「えぇ・・ イマイチなんです。」

 

   「何か、思い当たる事は?」

 

   「それが・・」

 

まぁ、半分「挨拶」の類かと思っていたが、違った。 その日は、私がリハビリ室内を移動する際には、特に留意してくれた。 いつもの「社交辞令」かと思ったら、失礼な話しである。

 

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その配慮は、NuStepの際にも払われた。 負荷3で、300歩だったのである。 恐らく、リハビリの直後に診察があるのを知っての事なのであろう。

 

もっと言えば、エアロバイクまで、遡るのだろう。 他の患者を施術しながら、マシンの発する音を聴いて、患者の様子(=その日の体調)を知っていたのだと思われた。

 

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そのためリハビリ後、特に疲労感もなく、脳神経内科に歩いて行けた。 予約時刻まで、まだ15分以上もあるので、妻が自販機で缶コーヒーを買って来てくれた。 

 

春彼岸前なのに、暖かい缶コーヒーを飲むと元気の出る気候である。