リハビリ158―クリスマス・プレゼント
いよいよ2013年の末、今日は3:00から今年最後のリハビリのある日だ。 そして4:30からMRI検査も予定されている。
前回の教訓もあるので、総合病院には余裕を持って到着した。 リハビリ室に行き、M医師の予診を受けると、
「前回の(リハビリ室での)転倒は、大丈夫だったですか?」
と、訊いて来た。 私はその時、診察室のカーテンが開いていたので、M医師がこちらを見たのを知っている。 しかも診察すべき患者もいなかった。 であれば、わずか数m先で患者が転倒するのを見たら、
(医師として、するべき事は一つだろっ!)
とは思ったが、私はその言葉を飲み込んで、代わりに
「いえ、あれは転倒ではなく、突進してしまっただけなんです」
と、抗議調に言った。
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早速リハビリが開始となった。 マッサージを受けながら、私はO士に訊いた。
「前回作業療法士のSさんに診てもらったら、手指の関節は正常・・と言うより柔軟だ・・と言われたんです。 私の体では、固い所はありますか?」
「うーん、そうですねぇ、背中かな? だからハーフカット(のストレッチポール)をやってるんです。」
「首とかは、どうですか? 回る時の角度とかは・・」
「そうですねぇ、チョット動きが悪いかな?」
純粋無動症の症状は出ているようだ。 その後、首や項(うなじ)のマッサージをしてくれた。
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今回から、レッグプレスマシンの負荷が60kgから70kgに増した。 確かに従来より重いが、十分可能であり、4分間こなした。 60kgの時は、5分間だった。 その後、斜面台でふくらはぎのストレッチを行なった。
そして最後は、エアロバイクである。
例によってO士は20分間設定したが、負荷が0.8から0.9にアップしている。 私がその変更に気付いて液晶モニターの表示を注視したら、
「あ、分かっちゃいました? クリスマスプレゼントですよ!」
と言って、ニコリとした。