忘年会
リハビリの途中、O士に紹介した。
「明日は、会社の忘年会なんです。」
「オッ、イイじゃないッスか! 場所は?」
「○○です。」
「駅前の・・ あそこは病院関係者も行くから、ウッカリした事は言えないんです。」
「・・」
「お酒は、飲まれるんですか?」
「いやぁ、生中を2杯だけですよ。」
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そして、いよいよ当日となった。 実は社長に頼んで、妻も参加させて貰う事になっている。 妻は酒を嗜(たしな)まないので、車で往復してくれると言う。 当然、その分以上の「お肴代」は包んだ。 いや、妻のホンネは・・ 今月入社した女子パートのMさんが独身でカワイイと聞いたので、心配なのである。(嘘)
社長から
「飲み放題なので、時間になったら始める。 遅れない様に」
と言われているので、早目に出発して、定刻の6時に間に合った。 車は、妻が近くのコインパーキングに置いて来た。
店内に入り、店員に社名を告げると、小部屋に案内してくれた。 先着もいたが、定刻に全員が集 合し、飲物を注文して乾杯となった。 私は生中でスタートした。
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途中、社長がクイズを出した。 そのクイズは「口に二画」と謂うものである。 それは、漢字の「口」に二画を足して、いくつ漢字が書けるか、その数を競うものである。
「例えば、目とか田とか・・」
と、自作のボードに書いた。 さて、皆さんはいくつ書けるだろうか? 私は6個だけだったが、9個の人もいた。 社長自身は、15個だったと言う。 ハテ、そんなにあるのだろうか?