パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ157―「それどころじゃ、無かった?」

2013年のリハビリは、残す所あと2回となった。 12月中旬の今日と、下旬にもう一回である。 その間、忘年会やら検査(SPECTMRI)やらで、結構忙しい。 実はその間、診察も入った。 これは障害厚生年金(3級)の申請のためである。 つまり、診断書には整形外科的見地から記入すべき項目があるのだ。 その診察対象は全身に及ぶので、上肢の診察に40分、下肢の診察に40分掛かると言う・・ つまり、12月下旬は「病院詰め」となってしまう。

 

神経内科の次の診察日が1月下旬なので、SPECTMRIは来年の検査でも良いのだが、1月には調停やら訴訟やらがあるので、これまた結構忙しい・・ そこで、12月下旬に詰め込んでしまったのだ。

 

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さてリハビリ室に早目に到着したら、M医師による予診が直に終わったので、リハビリ前にエアロバイクをして貰えた。 すると理学療法士に導かれた、退院間近な入院患者(女性、還暦はもう済ました印象)が隣のバイクを漕ぎ始めた。 そしてその女性患者の担当がモニターを見ながら、指示している。

 

   「(毎分)70回転で良いみたいですねぇ。」

 

その女性患者は、70回転/分をスイスイとこなしている。 もちろん、負荷は小さいのだろうが、70は、速い・・ 並走してみたが、私のほうが負荷が大きい(←音で分かる)ので、続かない。 それに心拍数が上がりすぎると、O士が残り時間をチェックしに来た時に、

 

   「ハイッ! 深呼吸をしてぇ・・」

 

と、注意されてしまう。

 

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その後、ハーフカットやマッサージをしているときに、

 

   「あれ? 前回の診察のときに、作業療法の事は(S医師に)言わなかったんですよね? それどころじゃ、無かった???」

 

と訊いて来た。 私が年末のスケジュールを紹介すると、その通院密度の高さを評して、

 

   「まるで、(病院の)職員みたいですね!」

 

と、明るく笑った。 全く・・である。