パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

セカンドオピニオン―いよいよ、当日!

 

201310月下旬、いよいよセカンドオピニオンを受ける当日となった。 予約は3:00であるが、その20分間には受け付けよ・・と案内の手紙にあった。 そこで、義妹夫婦と一緒に出掛けた。 もちろん大学病院までの往復運転をしてくれるために有給休暇をとってくれたのだ。 感謝してもしきれない、有難い話である。

 

 

道路の混雑具合も分らない上に昼食時間も要るので、早目に出発した。 そうしたら、1:00前に大学病院駐車場に、車を入庫できた。 余裕である。

 

病院近くの名物カレー屋でエスニック大辛カレーをゆっくりと楽しみ、構内を散策してもまだ30分以上の時間がある。 重厚な造りの正面から建物に入り、早速受付に申し出て到着の旨を伝えると、2:40に案内の係が来るので、それまで待て・・と言う。

 

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2:40の定刻を過ぎ一瞬不安が過ぎったが、少し遅れて係がやって来た。 20代の背の高い、スリムな女性である。 髪を高い位置で纏め、ごく淡いクリーム色のブラウスに紺色の上下の制服、首にはピンクの花模様のスカーフを巻き、ヒールのある靴で受付にやって来た時は、

 

(ここは機内か空港か?)

 

と錯覚する程、スチュワーデス姿にソックリなのだ。 ステレオタイプかも知れないが・・ ただ違う点といえば、メガネを着用している事位であろうか?

 

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係は患者である私と、続いて付添人として申請してある妻の本人確認を行なった後、セカンドオピニオン外来の待合室に案内し、

 

   「それでは、定刻5分前位になり先生が来たら、呼びに参ります」

 

と言い残して消えた。 ここは一般の外来とは異なり、喧騒は無い。 余りにも静謐だと、待ち時間が長く感じられる。 そして、定刻直前に再び同じ係の女性が、我々を呼びにきた。

 

係の後に着いて廊下を進むと、ある部屋の前で止まった。 扉には「セカンドオピニオン外来」と書いてある。 そして、係がドアをノックした。

 

いよいよ・・である。 

 

私の病名は、分かるのだろうか? 有効な治療法は、あるのだろうか? そして、予後はどうなるのだろうか?