パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ138―「セカンドオピニオンは、受けたんですか?」


9月中旬に、もう一度リハビリがあった。 担当のO士にはセカンドオピニオンを受ける事は言ってあるので、気に掛けてくれていた。

 

   「で、セカンドオピニオンは、受けたんですか?」

 

   「いえ、まだなんです。 実は、S先生の書類に不備があったらしく、書き直して貰う事になったんです。」

 

   「・・・」

 

   「そうしたら、S先生の次の診察日が○日なので、予約が○日以降になってしまうんですって。」

 

   「・・・」

 

それ以上、会話は続かなかった。

 

   ――――――――――――――――――――

 

実は、転院の事も、O士に相談していた。 私が転院しS医師と縁が切れては、この総合病院でのリハビリが受けられなくなる事を懸念している・・と。 すると、

 

   「そう言う場合は、転院先の先生からこの病院の先生に書いて貰えば大丈夫なんです」

 

と、教えてくれた。 実は、大学病院は遠いので、月に1度位なら受診は可能だが、毎週のリハビリには通えないのである。

 

でもこれで、懸念を払拭できた。 セカンドオピニオンの内容や結果によっては、転院も視野に入れているからだ。 

 

   ―――――――――――――――――――――

 

尚、その旨は、予めS医師に伝えてある。 S医師は転院を否定せず、

 

   「それじゃあ、(今回は)どうします? セカンドオピニオンと転院(受診)では紹介状の書き方が違いますから・・」

 

と言うのであった。 患者の希望や都合を優先してくれるS医師に、常々好感を持っている私は、

 

   「セカンドオピニオンでお願いします」

 

と、明言した。