リハビリ１３７―お・も・て・な・し - パーキンソン症候群　闘病記

9月中旬、リハビリのため総合病院に出かけた。　今日はリハビリ以外に、2つの用事がある。　それは、?セカンドオピニオンのための紹介状を受け取る事と、?不足したビ・シフロールを受け取る事である。

病院に着き、診察券を受付機に通し、妻が脳神経内科の受付に行った。　所が、受付の女性職員は紹介状の事が分らないそうだ。　しかし、

　　　「リハビリが終わる迄には、分かる様にしておきます」

と言ってくれた。　そこで、先ずはリハビリを受け、その間、妻が薬局に行く事にした。

　　　――――――――――――――――――――

いつものM医師による予診後、定刻にO士によるリハビリが始まった。　さて今回は、O士に質問した。

　　　「今月の目標として、腹筋と背筋を鍛える事を挙げたんですが、これで良いのでしょうか？」

　　　「どんなのを、やってますか？」

　　　「腹筋の鍛錬として、こんなのを・・」

と言い、仰向けに真っ直ぐ寝そべった私は、両足を揃えて持ち上げた。　すると、O士は、

　　　「それじゃあ、腰を痛めちゃうでしょ？」

と言いながら、こんなやり方を教えてくれた。

仰向けのまま少し膝を立て、膝の間に小物を挟む。　そしてそのまま背を丸め、この小物を顔に近づけるのである。

　　　――――――――――――――――――――

そして次にもう一度仰向けになり、膝を立てた。　そして今度は上半身を持ち上げ、伸ばして揃えた両腕を膝の間に挟んで見せた。　すると、O士は、

　　　「この時、揃えた両腕を、こうやって・・」

と言いながら、膝の左右に振った。

　　　「お・も・て・な・し・・みたいに。」

　　　「？」

　　　「知らないですか？　滝川クリステルがオリンピックの東京招致のプレゼンでやった・・」

後で、ニュースで知った。

　　　「こぅする事により、上体の（ひねりが入るので）ストレッチにもなるでしょ？」

納得である。