パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ストレッチ法―特にハムストリング


美しい立位に腹筋と背筋が必要な事を、更に背筋のトレーニング法も述べた。 そしてその筋トレの効果を上げ、美しい所作に必要なのは、ストレッチである。 

 

もちろん一口に「ストレッチ」と言っても、目標と目的・部位や技法を考えると、膨大な組み合わせとなる。 その中でも今回は美しい姿勢の維持に必要な、ハムストリングのストレッチ法を2つ紹介しよう。

 

さてその前に、現在の状態を調べてみよう。 それには、マットの上に仰向けになり、両足を揃えたまま、持ち上げて見る。 膝を曲げないでどこまで上がるだろうか? 直角に到達できれば、まずまずだろう。 この時、太腿の裏側がギンギンに伸びているハズだ。 ここがハムストリングである。

 

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先ずは、一つ目。 

 

足を戻し、再び仰向けになろう。 この状態で、片膝を胸に引き寄せ、両手で膝の後ろを持つ。 この時、膝はほぼ直角(以下)に曲がっているだろう。

 

では、そのまま膝を伸ばして見よう。 どこまで伸びるだろうか? 同じ事を反対の足でもやってみる。 交互に数回繰り返して、1クールとなる。

 

これでハムストリングが伸びただろうか? 恐らく否定的だろう 十分に伸び切っていない場合は、以下の「タオル体操」を試して欲しい。

 

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続いて、二つ目。 次は、タオル体操である。 

 

タオル体操とは、その名の通り、タオルを用いたストレッチである。 これも色々な部位のストレッチに応用できるが、このでは下肢、特にハムストリングに限定しよう。

 

例によって、マットに仰向けに寝る。 片足を上げ、その土踏まずに、タオルの中央を掛ける。 このままタオルの両端を左右の手に持ち、引き寄せるのだ。 もちろん、膝を伸ばしたままなので、脚は一直線になっている。

 

タオルを引く手の力で、ストレッチの強さを調節すると良い。 

 

今度は「効いた」ろう。