パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ135―レッグプレスマシン、再び


8月末にもう一回、リハビリが入った。 これで8月は5回目である。

 

電車で病院の最寄駅に着いた妻をピックアップし、総合病院のリハビリ室に着き、M医師による予診が終わっても、まだ予約時刻まで15分あった。

 

待ち席のパイプ椅子で待っていると、O士が呼んでいる? その方を見ると、台の上にハーフカットのストレッチポールが2個、縦に並んでいた。 そう、時間前ではあるが、ただ待っているのももったいないので、O士が準備してくれたのだった。

 

   ――――――――――――――――――――

 

今回は、O士が、

 

   「今日は、下に行ってみましょう」

 

と、半階下のジムへと案内した。 O士に担当が変わってから、初めてである。

 

   「これ、やった事はありますか?」

 

   「レッグプレスマシンですか?」

 

   「そうです。」

 

   「Yさんが担当の時に。」

 

と言う事で、負荷を50kgにセットして開始した。

 

   http://goleeclinic.org/_src/sc564/hlp.JPG

 

要領は分かっているので、早速開始すると、O士の指導が入った。

 

   「脚を伸ばしたら、最後は伸ばし切らないんです」

 

と。 どう言う事か分からないでいると、説明してくれた。

 

   「ほら、こうやって脚を完全に伸ばすと、楽でしょ? それは、骨で(荷重を)支えてるからなんです。 そうではなく、その一歩手前で止めるんです。」

 

確かに一歩前で止めるには、筋力を使う。 だからこそ、トレーニングなのである。 そしてこのトレーニングは、歩行(の姿)の改善に役立つと言う。 O士が、

 

  「○○さんの歩き方は、こうなっちゃってるんです。」

 

と、実演してくれた。 それを見て、トレーニングの意義が一層理解できた。

 

そしてタイマーを3分間にセットした。