パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ133―研修生の質問

いつものM医師による予診を終えて待っていると、ほぼ定刻にO士が現われ、リハビリが開始となった。 ただその前に、いつかの研修生が一緒でも良いかと訊かれた。 もちろん、OKした。

 

O士による施術中、研修生はO士に着席を勧められたが遠慮してか、立位で熱心にメモを取っていた。 そして時折、O士がポイントを説明していた。 さらにはある時、研修生が

 

   「測らせて貰っていいですか?」

 

と断った上で、私の体にメジャーを当てた。

 

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O士によるリハビリはほぼ定刻に終了し、O士が私に訊いた。

 

   「今日はどうします? 自転車漕ぎはやって行きますか?」

 

   「えぇ、お願いします。」

 

   「夏バテなんか、してないですよね?」

 

   「大丈夫です!」

 

と言う訳で、20分間のエアロバイクがスタートした。 すると、研修生がバイクに近づいて来て、雑談後、質問してきた。

 

   「足がすくんじゃうんですか?」

 

   「そうなんです、一歩目が出ないんです。」

 

   「突進歩行とかは?」

 

   「ええ、ありますよ。 でも、今は気をつけているんで、出でません。」

 

パーキンソン病/症候群について、少し勉強してきた様だ。

 

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次回のリハビリの予約日として、8月下旬の希望日を2日挙げてO士に言ったら、「両日とも丁度勉強会と重なってしまうんです」と言われた。 

 

何の道でもそうであるが、勉強は一生続くものだ。