診察201307―1
待合室の椅子に座っていると、5分程で名前が呼ばれた。 返事をし、立ち上がろうとしたら、
「チョット、お待ち下さい」
と制された。 つまり、受診の順番が来たのではなく、リハビリを終えて戻っているか、確認したのだった。 しかし、それから1〜2分して診察に呼ばれた。
診察室に入ると、S医師がデスクに向かっていた。 診察も2度目なので、前回の様な堅さは無かった。 そして私は、この7週間の様子をメモで報告した。
(1) 前回受診以降の様子について
? 病気や怪我等、特筆すべき健康上の問題は生じていない。
? 6月中旬、市内の歯科を受診し、プラークや歯石の除去をして貰った。
(2) 症状の変化について
? 5月13日より、処方量が増し、その2〜3日後、体が軽くなった。
? その他の自覚症状に対しては、著明な改善は感じられなかった。
? しかし、リハビリテーション科のO士によれば増量以降、「動きが良くなった」と評した。
? 6月下旬頃より、脂汗が増した。
これを読みながら、S医師はキーボードから入力をしていた。 ここまで、特別のコメントもなかった。 続いて、リハビリの話題になった。 この8月で健康保険の適用期間が終わるのである。
(3) リハビリテーションについて
? 約1年2ヶ月前より貴院にて週一回のペースで継続中。 本日も、受診直前に実施。
? この8月で保険適用期間が終了するが、引き続きリハビリテーションを受けたい。
保険でリハビリを継続するためには、再度、医師の指示(オーダー票)が必要なのだが、S医師は詳しくなかったらしい。 妻が説明をしていた。 この事をリハビリ担当のO士に伝えておけば、後は内部処理をしてくれるハズだ。
その後、話題は病態の核心に迫った。