パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ115―目標を高く!

暫くハーフカットの上で、訓練した。

 

   「じゃあ、これをどかしますから、直接台に寝そべってみて下さい。」

 

   「ハイ・・」

 

   「どうです、感じが違うでしょ?」

 

   「えぇ、背中が真っ直ぐになりました。」

 

「では、この状態で歩いてみましょう。」

 

と、言う事で室内歩行として、リハビリ室内を一周した。 その間、O士は私の後方から腰の旋回と、続いて肩の旋回を行なった。

 

   「どうですか、どちらが歩き易いですか?」

 

   「肩です。」

 

   ――――――――――――――――――

 

そうこうしていると、終了時刻が近づいた。

 

   「どうします、自転車は? やって行きますか?」

 

   「ええ、お願いします!」

 

と言うと、エアロバイクに案内をしてくれた。 目標は2530ワットだったので、前回は25ワットを維持できる様に漕いだが、今回は目標を30ワットに高めた。 つまり、2割増しである。

 

実際に漕いで見ると、この2割は大きい。 脈拍も、25ワットの時は92だったが、30ワットを継続すると99に上昇した。 これを20分間維持すると、「今日は随分、やったなぁ」と思えた。

 

汗こそ流れてはいないが、体温も上昇して僅かに汗ばんだ感じがした。

 

20分経つとタイマーが止まり、クールダウンサイクルに入った。 それも終わり止まっていると、O士が降車をアシストしてくれた。 その後、5分程休憩してリハビリを終えた。