リハビリ113―練習の成果
5月の末に近い某日、もう一回リハビリが入った。
今回はO士が予め空いている台を確保していたので、
「チョット、部屋の中を歩いてみましょう」
と、歩行の様子の観察から入った。 前回のリハビリ時に教えてくれた事を、出来るだけ再現したら、
「おっ! イイじゃないですか!!!」
と、評価して貰えた。
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続いて壁の所まで行く様に指示があり、壁に手を突いて踵上げの練習をした。 これも前回教えてもらった通りにやると、O士は
「これもイイですねぇ、以前は踵がストンと落ちていましたが・・」
と、その様子を再現して見せた。
「ええ、毎日家で練習してますから」
と練習の成果を強調して応えると、うれしそうな表情を見せた。
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リハビリの台に着くと、O士は半円柱を3つ持って来た。 長さ40cm、直径15cmの円柱を縦に二つ割りした形で、「StretchPole」と印刷してあった。 これを「ハーフカット」と呼ぶらしい。
http://www.stretchpole.info/prepare/img/img_02.gif
これを背中に置いて、背筋を伸ばすのだろう。 私はその準備をし始めたら、O士から
「まだですよ」
と、止められた。 何か、使い方が違うのだろうか?