パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201305―4

以上で、S医師による初診はほぼ終了した。 残るは処方と次回診察日の予約のみである。

 

処方については、妻が口火を切った。

 

   「センセ、お薬は増えないんですか?」

 

   「ええ・・ 増やした方が良いですか?」

 

この所のADLの低下に困っていた私は、次の様に答えた。

 

   「もし、増やして頂けるなら。」

 

   「ええと、効いたのはどちらでしょう? カプセルと・・」

 

   「カプセルの方です。 マドパーは、余り効いた印象がありません。」

 

   「それじゃあ、ドプスを(1日当たり)2カプセルふやしましょう。」

 

   「ハイ、有り難うございます。」

 

   「これで、維持量ですね。」

 

と言うやり取りが続いた。

 

   「次回ですが、(診察の)間隔はどれ位でしたか?」

 

   「7週間です。」

 

   「じゃぁ、7月○日はいかがですか?」

 

   「大丈夫です。」

 

これで本日の診療は全て終了したので、妻と私はS医師に礼を述べて退室した。

 

科の受付で会計書類を受け取り、処方内容と次回の予約日を確認した。 この後会計を済ませ、病院近くの薬局で処方を受けて、帰路についた。

 

初診を終えた段階で、サッパリした印象のS医師だった。 ただ、前任からの引継ぎが十分だったとは感じられなかった。 仮にそう(=引き継ぎが不十分)だとしても、これはS医師ばかりの責任とは言えない。