パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ104―エアロバイク、再び


そうこうしている間に、終了時刻も迫り、O士は次の患者に声を掛けた。 そして、

 

   「このあと、まだ(リハビリを継続する)時間はありますか?」

 

と私に訊いたので、肯定の返事をした。 すると、

 

「自転車漕ぎ(エアロバイク)をやってみましょう」

 

と言う。 時間外なので、サービス?。 するとO士は次の患者に台を充てがい、妻と次回の予約日を調整し、私をエアロバイクに案内した。 そして私がO士の指示通りに跨ると、サドルの高さとハンドルの角度を調整し、耳朶をモニターのクリップで挟んで負荷と時間をセットした。

 

そして、私が漕ぎ出すと、モニターの画面をチラ見して、

 

   「では、5分間だけやりましょう。 でも、(終わっても)一人では降りないで下さいね!」

 

と言い残して、次の患者の施術に当たった。

 

   ―――――――――――――――――――――

 

エアロバイクは、久し振りである。 前任のY士の時は頑張り過ぎて、バイクから降りた時にヘロヘロになってしまった。 そこで今回は「訓練」と言うよりは、「サイクリングを楽しむ」様に心掛けた。

 

具体的には、スピード(回転数)を50前後に維持する事により、脈拍数を2桁(99回/分以下)に抑えた。

 

うん、快適である。 つい

 

   「♪お遣いはぁ、自転車ぁでぇー、気ぃ軽に行きまっしょ!」

 

と、古い歌(轟夕起子、「お使ひは自轉車に乗って」)が出そうになる。

 

   http://www.youtube.com/watch?v=PNuyOcsdGwA

 

そして、モニターにセットした時間が来た頃、O士がやって来て、バイクからの降り方の手順を教えてくれた。