パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ101―「では、歩いてみましょう。」

台の上でマッサージを受け、軽い筋トレやストレッチをしたら、O士は

 

   「では、靴を履いて下さい」

 

といった。 どこかに移動するのだろうか・・と思ったら、歩行練習らしい。 しかも、杖無しで。(汗)

 

脇にO士が着いて、腕を軽く組んでくれているので、心配は無い。 そこで、恐る恐る足を進めてみた。 下肢に脱力感はあるものの、何とか歩けた。 それでも、曲がり角では「オットット」となってしまうが、そんな時はO士が腕に力を入れてくれる。

 

そして室内を一周すると、元の台に戻った。 その後、筋トレ・ストレッチ・マッサージをして、定刻を迎えた。 ン? いつもと違うゾ? 例えば

 

? 今回は、負荷の大きい訓練は無かった。

 

これは、「病み上がり」を意識しているからなのだろう。 つまり、何日前に全快したのかを訊いたのは、このためだったのだ。

 

? 上半身のストレッチに重点を置いている。

 

大の字になっての深呼吸、や上半身の回転運動など、円背を避ける事を強く意識している事が理解できる。

 

本日のリハビリの結果、訓練により杖の常用は避けられる事を学んだ。 ADLの低下に落胆していたが、これで自信が付いた。 事実、リハビリを終えて受付に戻ろうとした時、妻が叫んだ。

 

   「杖を、忘れている!」

 

そうだ、リハビリ開始時に、台の下に入れたままだった!!! 

 

以降、日常生活の場面・場面で、杖に頼らない様に意識をしている。