パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ88―次回は最終回

マジックの披露はそこそこにして、次は上半身のストレッチを行った。 私が台に腰掛けて、その背後からY士が施術するのである。

 

先ずは捻転、上半身を左右に回転する運動だ。 Y士が私の肩を持ち、私の捻転を補助する。

 

次は側転、正面を向いたまま上半身を左右に傾ける。 この時、屈曲の支点が腰から背中、肩へと上がる様、Y士が私の側面を抑えていた。 その途中、Y士はこう呟いた。

 

   (○○さんは、折角イイものを持っているのに・・)

 

つまり、上半身の柔軟性が高まれば、もっとADLが上がる・・と言う事らしい。 早速、自宅での訓練項目に、追加しよう。

 

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そうこうしていると、女性の理学療法士Y士に小声で伝えた。 内容は、本日予約の○○さんが体調不良で受けられない。 すると次回は担当が替わってしまう。 何とかもう一度受けられないか? ・・と言う事らしい。

 

   「○○さんは、今、(受付に)来てるの?」

 

   「ええ・・」

 

すると、Y士と女性は私に

 

   「ちょっとイイですか?」

 

と断って、受付に行った。

 

   (ああ、3月から本当に替わるんだ)

 

と実感した。

 

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されこうして本日のリハビリが終了し、次回の予約となった。 2月は28日までしかないので、予約の空きはほとんど無かったが、月末にもう一回、入れる事が出来た。

 

   「もう、私の新担当は決まったんですか?」

 

   「ええ、でも今日は休んでるんです」

 

そんなやり取りを交わし、礼を述べて分かれた。 次回は、いよいよ最終回である。