パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ83―折り鶴

 

20132月中旬の今日は、33回目のリハビリの日である。 4羽と2羽の折り鶴を持参した。 いつものM医師による予診を待っていると、妻が私に訊いた。

 

 

   「この鶴、持って来て、どうすんの?」

 

   「Yさんに、上げようと思って・・」

 

   「そんなモン、貰ったって、嬉しくもないわよ。」

 

   「でも、宿題だから・・ (訓練の成果として)見せようと・・」

 

そんな話しをしていると予診の順番が回って来て、その後当のY士が定刻5分遅れでやって来た。

 

   「先週の課題だった、鶴を折ってきました」

 

と、私が手渡すと、

 

   「わぁ、凄い!!!」

 

と、驚いて見せた。 暫し見入って、空いている台を探して、リハビリ開始となった。 でもその折り鶴が気になったらしく、近くにいた作業療法士(女性)に見せた。 驚きの声が私の方まで聞こえ、Y士が私の方を振り向いた。 きっと

 

   (これ・・ 誰が作ったの?)

 

と訊かれたのだろう。

 

Y士が戻ったので、今度は次の訓練を紹介した。

 

   「指先の練習として、こんなのもしたんです」

 

と言いながら、私はズボンのポケットから幾つかの小物を出した。 輪ゴム、500円玉、綴り紐・・

 

 

(折り紙の写真は、下記のブログを参照されたい。)

 

   http://genchan.iza.ne.jp/blog/entry/3008025/