パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201302―5

診察の最後は、次回の予約日の決定だ。 

 

(ん? 待てよ??? 今回の診察では、室内歩行をしなかったゾ・・)

 

と思った。 左右の手首と肘の歯車様固縮と眼振、腕の定位能はいつも通り診たが、うかい鳥山の話もあり、歩行状態は、ま、診るまでもないのだろう。

 

「そうねぇ・・ 次の予約が8週間後だと、4月になっちゃうわねぇ・・」

 

「センセ、それじゃぁ(もう会えないかも)・・」

 

「じゃぁ、7週間後の3月○○日は、どうかしら。

 

「それでお願いします」

 

と言う事になった。 次回で「お別れ」となる公算が高いのだろう。

 

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さて、病院からの帰路、自販機で500mlのお茶を購入し、車中で飲んだ。 水分摂取のためである。 しかし500mlは、中々飲めないものだ。 後半は無理に干した。

 

その後も意識して水分を摂る様にした。 例えば夜の歯磨き後にコップ一杯、朝の起床時に一杯、朝食後の歯磨きの時にも一杯と・・

 

すると、その日はトイレに9回も行く結果となった。 私の記憶する限り、これは個人のギネス記録である。 まぁ、人間、「一日7回行くと健康」と言われているので、これで良いのだろう。 

 

しかし、問題もある。 会社のトイレは、狭い通路の奥まった先にある。 勿論、途中に手すりがある訳でもない。 ここを通る時、足がすくんでしまうのである。 しかも、内扉を開ける時は、後退しなければならない。 病気で後退歩が苦手なのに・・である。

 

まぁ、誰も見ている訳でもないので、ヨタヨタしながらトイレを済まそう。 あ、自宅でも会社でも、「失敗」はしていない。