パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ80―ターンアラウンド伝票


総合病院に到着して受付機に受診券を通すと、リハビリの予約が電話で変更を依頼した通りになっていた。 安堵してリハビリ室に付き、医師による予診を受けた。 いつものM医師ではなく、例のトボけた方である。 モニター内のウィンドウをマウスで忙しくいじり、ひとしきりしたら、

 

   「どこが悪かったんでしたっけ?」

 

と、私に尋ねた。 何のためにモニターを凝視していたのだろう・・と思ってしまった。

 

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定刻に、理学療法士Y士がボードを持って現れた。 軽い挨拶を交わして、早速リハビリの開始となった。

 

所が、リハビリを3週間も休んだ事には、全く触れて来ない。 恐らく気遣っているのだろうが、腰痛だった事は告げないと、腰に負荷の大きいトレーニングをしてしまうかも知れない。 そこで、その旨を伝えた。 するとY士は、腰痛で受診した病院が違うので、レントゲン像を見られない事を残念がった。

 

先ず、私は持参したターンアラウンド伝票を見せた。 5枚重ねの薄手の感圧紙である。 以前、日常動作で不便な事を聞かれたからである。 そこで、スプロケット用の端を落とし、

 

   「これをめくるのが苦手なんです」

 

と、指先で紙をめくろうとして、滑る様子を見せた。 すると、Y士は

 

   「ちょっと待って下さい」

 

と言い、事務所に行ってゴム製の指サックを持ってきて、私に紹介した。 私は右手の人差し指に嵌めてみたら、確かに紙がめくり易くなった。

 

   http://img.pics.livedoor.com/012/5/0/50e135ab481ee707a46f-1024.jpg

 

   「それ、差し上げますよ」

 

と言うので、有り難く頂戴した。 今度文具屋に行く時に、購入しよう。

 

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次の課題は、四つん這いでの片手片脚上げである。 私が始めると、またしても

 

   「ちょっと待って下さい」

 

と言って消えた。 今度は四つん這い状態なので、Y士がどこへ行ったのか見えなかった。