パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

腰痛―MRI検査


今度はMRI撮像に、直ぐに呼ばれた。 先ほどのレントゲン撮像時と同じ技師である。

 

    「○○さーん、こちらへお入り下さい」

 

と呼んだが、顔は

 

(また、アナタでしたか?)

 

と、一瞬ではあるが薄笑いを浮かべた様に見えたのは、気のせいだったろうか?

 

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体から金属類(指輪など)を外して検査着に着替えた。 そして台の上に登り、腰を固定された。 

 

   「大体、40分から50分で終わりますからねぇ・・」

 

って、通常(?)の倍の時間である。 ここは、眠らない様に気を付けよう。

 

技師が位置合わせをして、いよいよ開始だ。 ここのMRI機はトンネル型でなく、片方がオープンになっているので、閉塞感がない。 やがて、ラジオの同調音やインパクトドライバーの様な音が聞こえたが、決して煩くはない。

 

長い検査時間も、そう長くは感じられなかった。 と言う事は、途中で寝入ってしまったのだろうか? それでも検査は、無事に終了した。

 

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検査着から私服に着替え直し、部屋をでると、放送があった。

 

   「169番でお待ちの○○さん、診察室にお入り下さい。」

 

(オイオイ、やけに早いなぁ・・)

 

とは思ったが、急いで診察室に向かったら、患者がなかなか診察室に入って来ないのを心配して待合室に探しに来た看護師と、顔があった。

 

   「あ、急がなくて、いいんですよ・・」

 

と、静止された。