パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

腰痛―整形外科でレントゲンを撮ったら・・


雪かきでの疲労が取れない内に、長時間コタツで屈んだ姿勢で事務をしていたら、腰を痛めてしまった。 それも、日常生活に差し支える程の痛みである。 余りの痛さに、翌日、近所の整形外科を受診した。 2011年の暮れにリハビリを行った、M整形クリニックである。

 

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当時の診察券、健康保険証、お薬手帳を持って、M整形クリニックの受付に初診を申し込んだ。 すると、

 

   「暫く振りなので、問診票をお願いします」

 

と言われ、書き始めたが、字が上手く書けない。 小字症である。 何度か書き直して提出した。

 

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曜日の関係か割りと混雑していたので、1時間程待って、診察室に呼ばれた。 M医師は問診票を見て、

 

   「レントゲンを撮ってみましょう」

 

と言い、看護師が撮影場所まで案内してくれた。 椅子に腰掛けて待っていると、順番が二人目だったので、撮影終了まで、30分位掛かっただろうか? 撮り終えて私は再び、診察室の前で待った。

 

今度は、直ぐに呼ばれたが、M医師はレントゲンを見ながら暗い顔をしている。 私が看護師に促されて着席すると、M医師は説明を始めた。

 

   「(患部は)ここですね、ホラ、白くなっているでしょう? 炎症を起こししているんです。 ・・ ・・ それより、(問題は)ここなんですよねぇ・・ こちらが前回のレントゲンなんですが」

 

と。 M医師の指す場所を見ると前回の脊骨はくっきりと写っているが、同じ場所で今回のはボヤけている所がある。 するとM医師は、こう切り出した。

 

   「MRIを撮らせて貰って良いでしょうか?」

 

明確な診断のために必要なのに、ヤケに低姿勢だ。 きっと、費用の問題があるからだろう。 私が、

 

   「ええ、お願いします」

 

と言うと、看護師がMRI室を案内してくれた。 と言っても、先ほどのレントゲン室の隣りだった。