障害年金―1
調停の帰路、年金事務所に寄った。 目的は、障害年金の受給資格の有無と申請手続きの照会である。 「障害年金」と聞くと、「身障者(手帳を持っている人)」が受ける給付と誤解(混同)する人がいるが、全く独立した制度である。 例えば、身障者の認定を受けていても、障害年金の受給資格のない人もいる。 また、こちらは収入による制限もない。
私の場合は? 障害厚生年金の3級に該当すると思われた。
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3227
受給用件を否定する項目は、見当たらない。 これ以独力で上調べるより、年金事務所に訊きに行った方が確かで早い・・と思ったのである。
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年金事務所の受付で要件を伝えると、78番の札を渡された。 そしてモニターを指差し、
「今、76番の人が相談中ですが、ここが78になったらお呼び致します」
と案内してくれた。 待っている間に、受付票を渡され、氏名・生年月日・基礎年金番号などを書き込んで、待っていると・・ やがてスクリーンの番号が77になり、そして78に変わった。 と同時に、
「番号札78番の方、10番窓口へどうぞ」
と、放送があった。
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40歳位の優しい感じの女性である。 挨拶の後、彼女が名刺を出したので見ると、Fさんと言う名だった。
早速要件をまとめたメモを見せた。 するとFさんは
「年金手帳はお持ちでしょうか?」
と訊き、渡された年金手帳を開いて、キーボードから何かを打ち込み、モニターを凝視した。
「初診日は、いつですか?」
と訊くので、22年8月○日・○○総合病院・・と答えたら、違うらしい???