リハビリ150―予約変更
では、私の介護保険での等級は? 評価は、人によって異なっていた。
① 主治医のS医師は、要支援1には該当する・・と。
② セカンドオピニオンの○医師は、要支援2ではないか・・と。
③ O士は、要支援すら難しく、自立ではないか・・と。
まぁ、いずれの評価者も「最終的には、市町村が判定する事ではあるが」と付け加えるのを忘れていない。 また、③の根拠は既述した。
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さて、こうして11月最初のリハビリが終了したが、例によって20分間のエアロバイクをさせてくれた。
その間、妻が次回の予約変更をO士と共に確認した。 変更は、電話で申請しただけだからだ。 次回は11月中旬某日の予定だったが、商工会・税務署共催の「決算説明会」とバッティングしてしまったのだ。 その旨をO氏に詫びると、
「忙しいって、いい事ですよ」
と、フォローしてくれた。 しかし、O士の予定は一杯なのでG嬢の予定を聞いたら、彼女の予約も無理だった。 そこで新しい人に担当して貰う事になった。
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エアロバイクを終えて、元の椅子に座って休んでいると、O士が次の患者のリハビリを行っている。 患者は、小柄な老婆だ。 キャスター付きの歩行器を使って、歩行訓練をしていた。
「それでは靴を脱いで、台に上がって下さい。 よっこい(横井)庄一!」
と、いつものギャクを放っていたが、老婆は全く反応しない。 因みに、老婆の聴力は正常である。
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クールダウンも終わり、帰ろうとすると、「来週はお会いしませんので、では再来週!!!」とO士が声を掛けてくれた。