パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ70―股関節が・・


12月中旬の今日は、28回目のリハビリの日である・・と同時に、8週間振りの診察日でもある。 前者は午後2:203:00、後者は3:30−の予約である。

 

先ずは、リハビリである。 リハビリ室で医師の予診を受け様とカーテンの隙間に目を遣ると、例の代診だ。

 

診察室に入ると、医師は私の名前を確認し、モニターで検索してこう訊ねてきた。

 

   「(悪いのは)どちら側の股関節でしたっけ?」

 

ん? 私の歩行障害は、股関節の機能に原因があるのだろうか? 正確には、股関節の動きを決定する筋肉への神経支配に・・ もしそのような意味の質問だったら・・と思い、

 

   「両方です」

 

と答えた。 偶然とは思うが、今回のリハビリでは、の股関節のストレッチとも思える訓練も含まれていた。

 

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ほぼ定刻、担当のY士がやってきて、例によってリハビリ室内を見回し、空いている台を探した。 Y士が私に、

 

   「今回は、あそこで良いでしょうか? 隣(の理学療法士)をサポートしたいので」

 

と訊いたので、もち論、OKした。 つまりその担当患者のリハビリ、特に車椅子との往復に他の理学療法士(=Y士)の手助けが必要・・と言う事である。 それ程重症なのであろう。 体格の良い50歳台の男性であるが、手足の動きも儘ならない様だ。 

 

もしかしたら、以前もリハビリ室と脳神経内科で見た人かもしれない。 脳神経内科では、奥様(と思しき女性)が車椅子を押していたが、家庭での介護も相当大変だろう・・と懸念した。

 

ま、それは別として、Y士による私のリハビリが始まった。 先ずは脚のストレッチからである。