グアム旅行４―グアム島内バスツアー - パーキンソン症候群　闘病記

翌朝、シャワーを浴びたら元気になった。　定刻の10分前にホテルのロビーに行くと、日本人のスタッフが待っていた。　スタッフと言っても、70歳位の、小柄で品のよい女性である。　旅行社名と自分の名前を告げると、人数を確認して

　　　「35番のバスへどうぞ」

と案内してくれた。　いよいよ、初日の島内観光の始まりである。　あ、このツアーはオプションであるが、日本で予め申し込んでおいたものだ。　（無料）

まだ島に着いたばかりで地理が分からないが、バスは最初の目的地のスペイン広場に到着した。　スペインが統治していた頃・約500年前の建物が残っている。　

木の葉の下の建物がそれなのだが、瓦が落ちて通行人に当たって閉鎖となったと説明にあった。　ロビーで我々を待っていた小柄な女性が、ガイドだった。

次は、高台からの眺望だ。　

海も空も綺麗だ。　来て良かった・・と思えた瞬間だ。　何の高台かと言うと・・

その高台から今来た方向を見ると、湾の向こう側に街（ビル群）が見える。　その眼下には砲台があるが、スペイン軍のものなのか、旧日本軍のものなのか、遠目には分からない。

きっとグアムでの戦闘を語っているのだろう。　ではここで、グアムの歴史を。

　　紀元前1000〜2000年頃：　チャモロ人が移住していた。　

　　1565年：　スペインが、統治を宣言。

　　1898年：　パリ講和条約により、米国領に。

　　1941年：　日本軍が12月8日に占拠。　

　　1944年：　米軍が7月21日に奪還。

　　1950年：　正式に米国の準州となる。

因みに「チャモロ人」とは、マリワナ諸島の先住民である。