リハビリ63―オーダー票が出ていない!?!
まぁ、「スローライフ」の解釈は別として、せっかちであるのは確かである。 Y士によれば、私の筋トレの動作も速いそうである。
「速くやると、反動を使っちゃうんです。 人間、楽な方に流れやすいですからねぇ・・」
と。 そこで速いと指摘された動作をユックリやって見た。 パーキンソン症候群により姿勢保持能力が落ちているので、確かに負荷は増す。 そこで私は、
「遅筋が鍛えられそうですねぇ」
と答えた。
確かに歩行バランスを改善するためには、先ずは性格を改め、生活習慣の改善をしなければならない。 それなら、性格のリハビリって・・あるのだろうか? まさか・・「マインドコントロール」???
―――――――――――――――――――――――
その後、歩行練習等を織り交ぜて、定刻の15:40が近づいた。
3人で受付に行き、次回の予約を決めようとしたら・・ I医師からのオーダー票が出ていない・・と言う。 妻が
「先生(I医師)は、(オーダー票を)書いてくれる・・って、言ってましたよ」
と言うので、私も
「ええ、先生はリハビリの効果を高く評価してましたから・・」
と、添えた。 すると、Y士は
「(電子カルテにも)リハビリを継続・・って書いてあったので、(オーダー票の発行を)忘れているだけでしょう」
と、フォローした。 私は心配になり、
「それじゃ、帰りに脳神経内科に寄って、言っておきましょうか?」
と言うと、
「いや、こちらで内部連絡を取ります」
と、Y士がやってくれる事になった・。