パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201210−4


さて診察もいよいよ佳境(?)に入った。

 

先ずは眼振であるが、特に何もなさそうである。 でも、I医者は私の正面から、

 

   「少し、ふっくらした・・かしら? この辺が・・」

 

と言いながら、両手のひらで自分の頬の下の辺りを押さえた。 実はこの所、体重が2kg増えてしまっていた。 それを聞いた妻が、

 

   「夕食後に、ピーナッツを食べているから・・」

 

と、チャチャを入れた。 すると、

 

   「ピーナッツって、美味しいわよねぇ! 柿の種だけ食べて、残ったピーナッツを・・」

 

と、I医師は、自らの柿ピーの食べ方を披露した。 更に、

 

   「でも、良い事よ。 食欲不振になるよりは・・」

 

と。 つまり、薬の副作用を心配していたらしい。

 

    ――――――――――――――――――――――――

 

続いて、関節の歯車様固縮である。

 

I医師は私の肘や手首の関節を廻し、

 

   「(リハビリの効果かしら、ねぇ・・)」

 

と、自問する様に呟いた。 察するに、固縮が軽減されているのだろう。 しかし、リハビリは半年も継続しているので、今更・・である。 私見では、増量したドプスカプセルの効果かと。