パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ54―「今日は、大変残念なお知らせがあります」


201210月中旬の某日、19回目のリハビリの日となった。 予約は午後340分である。 

 

会社を早目に引け、妻に会社まで車で迎えに来てもらい、妻の運転で総合病院に向かった。 否、向かうハズだった。

 

所が、約束の時刻になっても妻の車が来ない・・ このままでは、遅刻をしてしまうと思い、仕方なく携帯電話を呼ぶと、

 

   「まだ、○○の交差点なの」

 

と。 あそこからだと、通常でも5分は掛かる。 仕方ないので、大通りまで小走りで急いだ。

 

大通りに面したコインランドリーの駐車場で待っていると、程なく妻の車が接近し、私に気付いたらしく、その駐車場に入ってきた。 これで5分は短縮できた! 聞けば、道路が異様に混んでいたらしい。

 

323分に総合病院に到着し、あれこれと受診手続きを済ませて医師の予診を受けたら、335分だった。 結構、余裕で間に合った。

 

   ―――――――――――――――――――――

 

定刻、Y士が現れ、早速リハビリ開始となった。 空いている台を探し、脚のマッサージから始めた。 すると・・ Y士は、こんな事を言い出した。

 

   「今日は、大変残念なお知しらせがあります。」

 

何か、Y士のリハビリを継続できない事態でも発生したのだろうか? するとY士は、不安な私をもっと不安に陥れる事をいったのだ。

 

   「○○さんの右足の小指の所ですが・・」

 

何か器質的問題(変形)でもあるんだろうか? それとも、病変でも?

 

   「靴下に穴があいてます。」

 

思わず私は、コケそうになった。(笑)