パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ53―オーダー票


いくつか復習のストレッチを重ねながら、Y士は私に尋ねた。



   「家でも、ストレッチをやっていますか?」

 

   「ええ・・」

 

   「道理で。 先週より動きが良くなっていますよ」

 

と、評価してくれた。 自分では効果は分からなかったので、チョッピリ嬉しくなった。

 

   ――――――――――――――――――――――

 

Y士自身も昨日の腰痛が残っているのだろう、今回は復習主体で大きな動きもなく時間となった。 そして次回予約のために、共に受付に行った。

 

受付で指折り数えていたY士が受付嬢に訊いたら、

 

   「11月○日(上旬)です」

 

との答えが返って来た。 リハビリ開始から180日経過するので、以降は健康保険が使えなくなる。 そのリミットを尋ねた様だ。

 

健康保険を使ってリハビリを継続するには、医師の(リハビリ)オーダー票が必要らしい。

 

   「(脳神経内科での)担当は、I先生でしたよね?」

 

Y士が訊いたので、

 

   「ええ。 先生もリハビリ(の効果)を高く評価しているので、『何でも書きますよ』

と言ってくれています」

 

と、妻が答えた。

 

   「次回の診察日は、いつでしょうか?」

 

   「ええと・・ 10月(下旬の)○○日です。」

 

   「ああ、良かった! じゃあ、1年間(のリハビリが必要)と、書いて貰って下さい。 1ヶ月や3ヶ月(の短期間)だと、何度も書いて貰わないとならないのです」

 

と、Y士がアドバイスをくれた。 そして次回の予約を10月中旬に取り、礼を述べて帰路に着いた。