パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ44―朝一番で・・

2012年の9月中旬、15回目のリハビリである。 

 

仕事の都合でこの所、午後3:40の予約の事が多かったが、今回は、9:20からである。 夕方の予約では仕事で疲れているので、朝一番を希望した。 会社には予め、出勤が遅れる旨の連絡を入れておいた。

 

定刻15分前に、リハビリ室に到着した。 医師による予診を経て待っていると、定刻にY理学療法士Y士)が現れ、リハビリ開始となった。 先ずはストレッチにより、体をほぐした。 続いて、例の「アイロン」による上半身の筋トレだ。 10回やったら、休憩となった。

 

息を整える間、私はY士に質問した。

 

   「これって、何て言う道具なんですか?」

 

   「名前ですか? あるのかなか・・」

 

と覚束ない。

 

   「まさか、アイロンだったりして・・」

 

と私が握り手を持って、底面で台の表面をスライドさせると、

 

   「はは、アイロンって・・ 形だけじゃあ、ないですか!」

 

と結構ウケた。 そして靴を履いて、半階下のジムに行った。 今日は何をやるんだろうか?

 

   ―――――――――――――――――――――

 

Y士は私をレッグプレスマシンに案内し、私に尋ねた。

 

   「これって、やった事はありましたっけ?」

 

私は有る旨の返事をした。 復習だろうか? 

 

・・と思ったら違った。

 

Y士は隅の棚から、直径30cm程のフワフワのボールを持って来た。 レッグプレスと、どう組み合わせるのだろうか?