パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201209―4

 更にメモを下へと読み進んだI医師は、

 

   「ん?」

 

と、固まった。 そこには、私がこれから入ろうとしている保険の事が書いてあったからだ。

 

   ――――――――――――――――――――――――

 

保険に入るには、告知が必要だ。 最も大切なのは、疾病名である。 私は告知の用紙を見せて、「傷病名」の欄を指差した。 ここに「パーキンソン病」と書きたい旨を伝えたら、

 

   「症候群ね」

 

と、小声で教えてくれた。 その他の項目は、紛れがない。 例えば、以下である。

 

              初診日、治療開始日、入院の有無、手術の有無、転帰、後遺症、治療機関

 

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いよいよ本日の診察も終わろうとしている。 I医師は、処方について、

 

   「今回、ドプスカプセルを1つ増やしましょう」

 

とコメントした。 ドプスカプセルは今の自分の症状に合っているので、これで治りそうな気がした。 

 

次にI医師は

 

   「前回MRIを撮ってから1年経ちますので、そろそろ撮ってみましょう。 ○○日の午後4時はいかがですか?」

 

と、提案したので、そのままOKした。

 

次の診察日を8週間後の10月下旬とし、こうして本日の診察を終えた。