パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ43―「いつまで続けるんですか?」


今回は9月最初のリハビリである。 つまり「リハビリテーション総合実施計画書」の作成日だ。 Y士の

 

「○○さんの(リハビリの)目標は、何ですか?」

 

と言う質問に、

 

ADLの維持です」

 

と答えたら、それ以上のツッコミはなかった。 所が、計画書にサインを求められたので自署したら、

 

   「もっと大きく!」

 

と言われてしまった。 字が小さいのは、パーキンソン症候群による小字症のためであるが、大きく書くのもリハビリの内である。

 

こうして14回目のリハビリが、終了した。

 

   ―――――――――――――――――――――

 

カレンダーを見ながら次回の予約日を調整していると、妻がY士にこんな事を訊いた。

 

   「あのぉ・・・ リハビリって、いつまで続けるんですか?」

 

受け取り方によっては、失礼な表現に聞こえるかも知れないが、他意はない。

 

   「180日です。 それを超える場合は、介護保険か・・」

 

と、Y士は答えたが、私が介護保険を使える年齢に達するまでには時間がある事を悟ったのか、

 

   「医師の診断書があれば、(180日を越えても)継続できます」

 

と、教えてくれた。 180日と言うのは、健康保険を使える日数らしい。 漫然と続ける事を防ぐためだろう。