パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ29―ストレッチポール

今日は20128月に入ってから、初めてのリハビリの日である。 今回が10回目となる。

 

この8月から勤務条件が変わり、朝一(9:40開始)か午後3時以降でないと、出荷事務に差し支えてしまう。 そこで、初めての午後のリハビリとなった。 予約は午後3時である。

 

出荷事務を14時頃までにこなし、急いで総合病院に向かったら、リハビリ室には2:50に着いた。 医師の予診を待っている人もいないので、十分に間に合った。

 

待っていると、3時前なのに理学療法士Y士が通ったので、会釈を交わした。 予診を終えると、3時にリハビリ開始となった。 定刻にスタートする事は、むしろ少ない。

 

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Y士は空いている台を探してその清拭を終えると、どこからか太い棒をもってきた。 長さ120cm、太さ20cmの青いビニールの棒だ。 その端には、英語で「Stretch Pole」と印刷してある。 

 

   「これ(を使ったリハビリ)を、やった事がありますか?」

 

   「いえ、初めてです」

 

するとY士はその棒を台に乗せ、私にその上に仰向けになる様、指示した。 硬い枕のようであるが、体重を掛けても潰れない。 端に頭を乗せると、棒に沿って背筋が真っ直ぐ伸びる感じだ。 尻は下端部にのっている。

 

この状態で左右にゆっくり体を揺らしたり、左右の肩甲骨で棒を挟む練習をした。 背筋が伸びて、気持ちイイ。

 

その他、いくつかの復習をしたら、Y士がミニ休憩を提案した。

 

   「今日は、元気ないですねぇ?」

 

   「ええ、午前中働いたので、午後からは疲れました。」

 

   「それに、声も変だし・・ (原因は)エアコンですか?」

 

   「だと思います。 寝ている時に、(エアコンで)喉をやられたんでしょう。」

 

   「エアコン、なくっちゃ寝られませんからね、この暑さじゃぁ・・」

 

そんな会話が続いた後、本命の質問が来た。