リハビリ24―7回目のリハビリ
と、思ったら・・
医師による予診に、3人も並んでいた。 漸く順番が回って来たときには、既に10:00になっていた。 カーテンを寄せて診察用の小部屋に入ると、モニター上でマウスポインターを操作していたM医師が、こちらを振り向いた。
「どうですか、調子は?」
と尋ねたので、
「えぇ、前回の(脳神経内科の)受診時にお薬が増えたので、ふらつきが少なくなりました」
と答えた。 M医師はモニターを見ながらキーボードから入力し、型どおりの質問を済ませて予診が終了した。 診察時間の多くはモニター操作とキーボード入力に割かれていたのである。
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予診が遅れたためか、直ぐにリハビリ担当のY士がやってきて開始となった。
先ずは基本の筋トレを準備運動の代わり(?)にこなし、新しい動作を取り入れた。
うつぶせになった私は、Y士の真似をして両肘を台に垂直に立てた。 このまま胸を反らせ顔を上げるのである。 寝そべったスフィンクスを想像したら近いだろうか?
この動作のコツは、背中で両肩甲骨を寄せる感じにする事らしい。 これにより、一層胸を張れるのである。
この動作を 10回繰り返して、1クールらしい。