パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ24―7回目のリハビリ

 

20127月中旬の某日、7回目のリハビリの日である。 通常とおりの手続きをすませ、予約時刻である10:0010分前にはリハビリ室に到着した。 余裕である。 

 

と、思ったら・・

 

医師による予診に、3人も並んでいた。 漸く順番が回って来たときには、既に10:00になっていた。 カーテンを寄せて診察用の小部屋に入ると、モニター上でマウスポインターを操作していたM医師が、こちらを振り向いた。

 

   「どうですか、調子は?」

 

と尋ねたので、

 

   「えぇ、前回の(脳神経内科の)受診時にお薬が増えたので、ふらつきが少なくなりました」

 

と答えた。 M医師はモニターを見ながらキーボードから入力し、型どおりの質問を済ませて予診が終了した。 診察時間の多くはモニター操作とキーボード入力に割かれていたのである。

 

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予診が遅れたためか、直ぐにリハビリ担当のY士がやってきて開始となった。

 

先ずは基本の筋トレを準備運動の代わり(?)にこなし、新しい動作を取り入れた。

 

うつぶせになった私は、Y士の真似をして両肘を台に垂直に立てた。 このまま胸を反らせ顔を上げるのである。 寝そべったスフィンクスを想像したら近いだろうか?

 

この動作のコツは、背中で両肩甲骨を寄せる感じにする事らしい。 これにより、一層胸を張れるのである。

 

この動作を 10回繰り返して、1クールらしい。