パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

最後の整形外科受診

本日は、これで終わりではない。 脳神経内科の次は、整形外科である。 脳神経内科が予定より早く終わったので、その分、整形外科の待ち時間が長いと覚悟をしたが、整形外科の待合室に行ってみると、患者がそれ程多くない。

 

事実、20分程で中待ちに呼ばれ、更に5分程で診察室に呼ばれた。

 

診察室に入ると、MM医師が笑顔で迎えてくれた。 それは恰も

 

   「卒業(=完治)おめでとう!」

 

と、言わんばかりだった。 しかし一応、本日撮影したX線像を見せて、説明してくれた。

 

   「ほら、良くくっついているでしょう?」

 

確かに骨折部位が、逆に濃くなっている。

 

   「これで何もなければ、今日で(診察は)終わりです。」

 

と、言われたので、妻と私はMM医師に謝辞を述べた。 そして、破傷風の予防注射について、尋ねた。

 

   「1回目が(2012年)126日、今日(7月上旬)はほぼ半年後ですが、3回目はやって戴けるのでしょうか?」

 

と、予防注射歴の書かれたカードを見せた。 MM医師はカードの裏面を見て、

 

   「予防注射なら、ご近所の医院でもできますよ」

 

と、消極的であった。 カードには、3回目は初回から612ヶ月に実施する旨が書いてあったのだ。 6ヶ月に僅かに足りないからだろうか?

 

しかたがないので、妻と私はカードの返却を受けて椅子から立ち上がり、深々と頭を下げて診察室を出た。 もう、ここに来ることもないだろう。 そしてMM医師に会うこともないかも知れない。

 

会計を済ませ、薬局で処方を受けて、帰宅した。