パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ11―3回目のリハビリ

2012年の6月となった。 入梅も近いその上旬、今日は3回目のリハビリ通院の日である。

 

1120分からなので、11時には病院に到着し、リハビリ前に医師の診察を受けた。 そして1125分頃、担当のY士が現れて、リハビリ開始となった。

 

先ずは台からの起立と着席の観察である。 私が教わった様に、深くお辞儀をする様にやったら、一発OKとなった。

 

続いての課題は、ストレッチである。 台の上にうつ伏せになった私の全身を、マッサージしたり、関節を伸縮したりした。 そしてY士は、私にこんな質問をした。

 

   「何か、スポーツをやってましたか?」

 

筋肉が、年齢相応以上に付いているのだろうか? もしそうなら、嬉しいことである。

 

   「ええ、卓球を・・」

 

   「卓球ですか・・ 何年位?」

 

   「2年程です。」

 

   「何歳の頃ですか?」

 

   「30歳の頃です。」

 

きっと、負荷時の筋の緊張具合で、わかるのだろう。

 

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次は、歩行訓練である。 Y士は私に、杖を使って室内を一周する様促し、後ろからその様子を観察した。 そして、

 

   「ほら、杖で(床を)トン・トン・・ でしょ?」

 

と、杖で床を叩く様に置く事を再度、教えてくれた。 続いて、

 

   「じゃあ、このまま降りてゆきましょう」

 

と、別室に案内した。