パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ7―2回目の訓練

2012年5月下旬、2回目の訓練の日である。

 

予約時刻が9:20なので、妻の運転で総合病院へ早めに出かけた。 ・・積もりだった。 ところが道路が混んでいて、病院の駐車場に入ったのが、10分前になってしまった。 

 

10分あれば、間に合うのでは?・・と思われた読者もおられるだろう。 しかし、結構いそがしいのである。 立体駐車場からは一度、外に出ないと病院に入れない。 ここから受付機を通って、一旦脳神経内科に行き、オーダー票を作って貰い、更にそのオーダー票を持ってリハビリ室に行き、医師の診察を受けなければ、リハビリ開始とならないのである。

 

そこで二手に別れ、妻が諸手続きをし、私はリハビリ室の受付で待つことにした。

 

待っていると長く感じられるが、程なく妻が書類を携えてやってきた。 予約カードと共に受付に提出し、直ぐに医師のリハビリ前診察を受けた。

 

今回は、若い医師であった。

 

   「初めまして、○○です」

 

と挨拶をすると、モニターに集中していてた医師は、暫くして

 

   「Mです」

 

と、名乗った。 これがオスキーなら、大減点である。 M医師はモニターの文字を見ながら、

 

   「ええとぉ・・ ○○さんの場合は、パーキンソン病ですよねぇ・・」

 

と言うので、

 

   「パーキンソン症候群です」

 

と言ってみた。 すると、

 

   「両側(りょうそく) ・・ 不全ですね? 症状は・・」

 

と言うので、私が

 

   「歩行障害です」

 

と先に答えると、

 

   「それだけ・・ ですか?」

 

と、M医師は質問を追加した。 主訴以外にも細かい点はあるのだが、リハビリの開始時間も迫っているので、単に肯定をした。 これで診察が終了し、いよいよリハビリとなった。 時計を見ると、まだ9時20分に少しあった。 間に合った!!!