リハビリ7―2回目の訓練
予約時刻が9:20なので、妻の運転で総合病院へ早めに出かけた。 ・・積もりだった。 ところが道路が混んでいて、病院の駐車場に入ったのが、10分前になってしまった。
10分あれば、間に合うのでは?・・と思われた読者もおられるだろう。 しかし、結構いそがしいのである。 立体駐車場からは一度、外に出ないと病院に入れない。 ここから受付機を通って、一旦脳神経内科に行き、オーダー票を作って貰い、更にそのオーダー票を持ってリハビリ室に行き、医師の診察を受けなければ、リハビリ開始とならないのである。
そこで二手に別れ、妻が諸手続きをし、私はリハビリ室の受付で待つことにした。
待っていると長く感じられるが、程なく妻が書類を携えてやってきた。 予約カードと共に受付に提出し、直ぐに医師のリハビリ前診察を受けた。
今回は、若い医師であった。
「初めまして、○○です」
と挨拶をすると、モニターに集中していてた医師は、暫くして
「Mです」
と、名乗った。 これがオスキーなら、大減点である。 M医師はモニターの文字を見ながら、
「ええとぉ・・ ○○さんの場合は、パーキンソン病ですよねぇ・・」
と言うので、
「パーキンソン症候群です」
と言ってみた。 すると、
「両側(りょうそく) ・・ 不全ですね? 症状は・・」
と言うので、私が
「歩行障害です」
と先に答えると、
「それだけ・・ ですか?」
と、M医師は質問を追加した。 主訴以外にも細かい点はあるのだが、リハビリの開始時間も迫っているので、単に肯定をした。 これで診察が終了し、いよいよリハビリとなった。 時計を見ると、まだ9時20分に少しあった。 間に合った!!!