パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ6―自宅での機能訓練

その晩、マットレスを敷いて、自宅でのリハビリに挑んだ。

 

先ずは、ストレッチであるが、一人ではどうしても上半身につられて下半身が回転してしまう・・ そこで、下半身を妻に押さえて貰った。 そしてY士がした様に、上半身に軽い弾みを付けて捻る動作を、左右で何度か繰り返した。

 

次は、爪先立ちである。 柱に掴まって、踵をクッと急速に持ち上げ、ゆっくり降ろす運動である。 これを10回連続で繰り返してみたが、何の事もない。 20回でも、30回でも、可能である。 

 

ただこの時、重心を足の内側に置く必要があるらしい。 理由は不明であるが、僅かにO脚だからだろうか?

 

そして最後は、腹筋のトレーニングである。 再びマットレスに仰向けになり、両脚を揃えた。 この状態で、その両脚をユックリ持ち上げ、高さ20cm位で一旦静止し、下ろす。

 

これも簡単である。 ・・と思ったのは、最初だけ。 5回目位から、効いてきた。 上げる時に、ワナワナとなってしまうのである。 やっとの思いで10回こなしたものの、最後の方はやっとであり、10回終わったらグデッとなってしまった。

 

それでも宿題をこなし、就寝した。

 

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翌朝、再度腹筋のトレーニングに挑んだが、何の事はない・・ 簡単に10回、できた。

 

   (もう、夕べのトレーニングの効果が出たのか!?!)

 

と喜んだが、違った。 単に疲労していないだけのことだった。 その晩腹筋をやると、再びワナワナとなったからである。