パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201205-1

20125月の中旬、総合病院の受診日となった。 今日は脳神経内科と整形外科の同日受診である。 前者の予約が15:30、後者が16:30だ。

 

会社を早退し、妻の運転で総合病院に着いたら、新しい立体駐車場に誘導された。 ここ数ヶ月間工事中だったが、漸く完成したのである。 その駐車場に進むと、螺旋状に坂を登るのであるが、なかなかゲート(発券機)に会わない・・ そう、ゲートが中二階にあるのだ。 これは発券待ちの車で道路にまで渋滞が及ぶのを、避けるためであろう。

 

そして、3階に空席を見付けて駐車したが、その床には、「314」の文字が白いペンキで描かれていた。 駐車場番号である。 これを覚えておかないと、帰りに困る事になる。 「314」は円周率みたいで、覚え易い。 因みに、その隣は「315」(最期)であった。 ゲンが悪い。

 

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エレベーターで駐車場の1階に降り、病院入口の案内に従って進み、診察券を受付機に通したら、チャンと2科の予約となっていた。

 

受付時刻を見ると、丁度15:00であった。 最初の予約まで30分はあるので、この間にレントゲンを撮っておけば、合理的である。 そこで二手に別れ、妻のみが整形外科の受付に行き、X線撮影のオーダー票を貰いに行った。 私は脳神経内科で待っていたのであるが、妻がなかなか来ないのである。

 

やっと来た頃には、受診時刻の15:30が迫っていた。 聞けば、整形外科のMM医師に緊急手術が入り、診察が1時間以上遅れている・・と言う。 先にX線撮影をしようかと話していたら、丁度看護師が、ボードの時刻を書き換えに出て来た。 書き換えられた時刻は、15:30である。 ギリギリだ!

 

そんな事を、妻と私で話していたら、

 

   「あと一人、3時の予約の人が終わったら、次が○○さんの番ですよ」

 

と、教えてくれた。 

 

ん? 私は名乗っていない。 それなのに・・ 患者の診察順のみならず、名前まで記憶しているのである。 7週間に1度の通院なのに・・

 

事実、5分程して中待ちに呼ばれた。 15:37、ほぼ定刻である。