百地蔵尊
奉納 百地蔵尊 ○樹院○精寿徳○覚居士 二世為安楽也
札、線香、着火器を持ち、途中「道の駅」で花を買いながら、妻の運転で墓参した。
先ずは墓の古い花を片付け、線香台の灰を捨て、献花台の水を替え、新しい切花と線香とを手向けた。 次に入り口付近のお地蔵様に、線香を上げながら札を貼って行った。 既に数枚の札が貼ってあるが、その上から重ねて良いらしい。
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それでも20枚程しか消化できなかったので、車で菩提寺に移動した。
10分程で寺に到着すると、寺に隣接する墓地のお地蔵様にも、既に数枚の札が重ねて貼ってあった。 そして、お地蔵様には緋色の涎掛けが掛かっていた。
うろ覚えで恐縮だが、お地蔵様は此岸(この世)と彼岸(あの世)との、情報交換をしてくれると言う。 不幸にして落命した幼子に、親が心配している事を伝えてもらうために、児に掛けるはずだった涎掛けをお地蔵様に託すとか?
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墓地にはその他、沢山のお地蔵様がいたので、この寺だけで残りの札を貼り終える事ができた。
こうして2時間程で全行事が終了したので、帰宅後、道の駅で買った赤飯で昼食を済ませた。 きっと故人も喜んでいる事だろう。