パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故23―破傷風の追加免疫

そして最後に、二回目の破傷風の予防注射をお願いしなければならない。 MM医師にその旨を告げると、看護師が

 

   「一回目は、どこ(の病院)で受けましたか?」

 

と訊いたので、その総合病院のカードを見せたら、納得した様だった。 そして、医師に

 

   「オーダー票を出して下さいね」

 

と言い、

 

   「それでは、外でお待ち下さい」

 

と、退室を促した。 妻と私はMM医師に礼を言い、診察室の扉をそーっと閉めた。 つまり、追加免疫はMM医師が行う訳ではなさそうだ。

 

   ―――――――――――――――――――――――

 

待合室で待っていたが、結構時間を要した。 

 

   (予防注射のオーダーに、随分と時間がかかるなぁ・・)

 

と思ったが、後で考えたら保険点数などの医事計算もしていたのである。 そして名前が呼ばれ、看護師がクリアーファイルに入った書類を妻に渡しながら

 

   「注射は中央処置室で行います。 場所は…」

 

と、案内をしてくれた。 そこまで、結構遠い。 大病院は、こういった点が不便だ。 

 

   ――――――――――――――――――――――――

 

中央処置室の受付に整形外科で預かった書類を出し、順番を待った。 待っているのは一人だけだったが、こちらでも随分と待った。 昼休みの時間なので、看護師が少ないためだろうか?

 

漸くして中に呼ばれ、私のみ処置室に入った。 既にバイアルやシリンジなどが用意されていたが、私が診察券を持っていなかったので、本人確認が出来なかった。 看護師は

 

   「診察券は、奥様がお持ちですか?」

 

と訊き、妻から診察券を受け取り、書類と照合して確認した。

 

0.5mlの筋肉注射なので、正味1分間と掛からない。 しかし、診察終了から、20分は掛かっていた。 ま、大病院は分科(分業)が進んでいるので、仕方ないのかも知れない。

 

患者が病院の都合に、合わせる… 「日本の医療(の仕組み)は、北朝鮮並だ」と言い切った友人(某医科大学の助教)がいたが、妙に納得してしまう。 ま、それはさて置いて・・

 

こうして事故から4週間、3回目の診察が終了したので、会計を済ませた。 次回は更に2週間後、3月上旬となる。

 

その後、院内の売店で三角巾を買って、帰宅した。 三角巾にもサイズがあるが、成人男性が使う…と言ったら、LLを渡してくれた。 税込み420円である。