パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故20―体の変化

2012年の2月中旬、転倒事故から3週間が経った。 この間の体の変化を見てみよう。

 

先ずは、外見から。

 

左腕には三角巾をし、その上から幅広いベルトで固定している。 左腕を振れないと、歩く時にバランスが悪い。 そこで、杖を常時使っている。 もう、これだけでも痛々しい。

 

オマケにパーキンソン症候群が背景にあるので、歩く姿が更に痛々しい。

 

三角巾で腕を吊ると、その重みで、つい前屈みになってしまう。 前屈みになると、突進しそうになるので小股になる。 その結果、歩く姿勢が、老人っぽく見える。

 

次は、体格。

 

入浴時に妻に言われた。

 

   「右腕と左腕の太さが、随分違っちゃったわね?」

 

改めて左上腕部を見ると、腕は痩せ細り、筋肉の盛り上がりが殆どみえない。 一方右腕は、ポパイの様だ。 きっと、左腕の分も頑張ってくれているからだろう。

 

3週間で、この有様だ! 骨折部位が左腕だったから、まだ良かった。 腰だったら脚の筋肉が衰えて、寝たきりになる…と言うのも、頷ける。 そのため最近では、暖かい日中に散歩をする様に心掛けている。

 

これには、もう一つの理由がある。 それは、下肢のうっ血だ。 入浴時に妻が気付いたのであるが、両足のくるぶしより下が、腫れていた。 運動不足による…と思われたので、翌日散歩をしたら、その晩は元に戻った。

 

体重? 訊かれなかった事にしよう・・

 

最後は、機能。

 

運動量が減ったためか、脚の筋肉が弱った印象がある。 立ち上がる時に、つい「どっこいしょ」となってしまう。 ま、元々パーキンソン症候群があるので、動作も緩慢だ。